東洋医学と潜在意識

「病は気から」の「気」の意味って何?【プチ東洋医学講座(番外編)】

病は気からの本当の意味

こんにちは。

こころの鍼師 金子 敏昭です。 

今回は、プチ東洋医学講座の番外編で、

「病は気から」の『気』って、そもそもいったい何なの?

という素朴な疑問について、東洋医学の視点からわかりやすく解説してみたいと思います。

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【5分43秒の動画です】

Contents

そもそも『気』って何?

病は気からの意味

古来より中国では、儒教や道教、兵法等の色々な思想が編み出されてきましたが、

その色々な思想の土台となる考え方に『気の思想』というものがあります。

東洋思想において『気』というものは、

【万物を構成する最小単位であり、それ自体がエネルギーそのものである】

というふうに捉えられています。

そのような思想がベースにある東洋医学では、

『気』というものの存在を抜きにして、健康や病気を語ることができません。

東洋医学でも『気』というものは、

【身体を構成する最小単位であり生命エネルギーそのもの】

というふうに捉えられています。

健康を維持するためには、『気』が十分に足りていて、且つよどみなく流れている必要があります。

実際に、鍼を用いる時には気を集めたり散らしたりする感覚があり、ツボの状態はすなわち気の状態を表しています。

だから、『気』の流れが病んで悪くなった状態を、古来『病気』というふうに表記したのですね。

このように、

「病は気から」という言葉には、生命エネルギーの流れが悪くなることから病気が発生するという意味合いが含まれているのですね。

科学の視点から

気を科学の視点から解明する

とはいえ、

ここまでの気の説明は思弁的で少しわかりにくいかもしれませんので、

東洋思想とは対極にある、科学の視点から気の説明を試みたいと思います。

現在、科学の最先端では、

万物を構成する最小単位は「素粒子」という物質であるとされています。

素粒子は、それ以上分割できない最小の粒だということですね。

あなたが普段使用する机やイスも素粒子の集まりですし、あなたの身体ももちろん素粒子でできています。

ガン細胞だって素粒子でできています。

そして、

そのように万物を構成する素粒子にも運動法則があり、その運動法則を表す学問を「量子力学」と言います。

現在の量子力学では、

素粒子は「物質の性質」「波動の性質」を併せ持つということがわかっています。

「素粒子が物質でもあり波動でもある」ということが何を表すかというと、

『素粒子は、物質であると同時にエネルギーでもある』

ということを表しているのですね。

わかりやすくいうと、

普段使う机やイスは物質であると同時に全てがエネルギーの塊だし自分の身体も物質であると同時に全てがエネルギーの塊だということになります。

それはとても不思議な感じがしますが、

科学的に証明された素粒子の特徴は、先程お伝えした東洋思想における『気』の特徴に非常によく似ているということは確かです。

人間の意識と素粒子

ストレスによって発生する病気

さらには、

人間の意識が素粒子の動きに影響を与えることを証明した実験もあります。

それだけでは科学的に何も断定できませんが、

その実験結果は、

心の状態が時を経てそれに応じたものを具現化するということを、証明する根拠になり得るかもしれません。

つまり、

心の状態次第で健康な身体を創造したり、病気を創造したりする可能性を示唆しているということですね。

そしてそれは、

心の状態が「気の流れ」に大きく影響を与えるという、東洋医学の理論とも合致するところでもあります。

この場合の「気」には、「心の状態」という意味合いが含まれてきます。

一般的な「病は気から」の「気」の意味合いとしては、こちらの解釈の方が近いかもしれませんね。

また、

量子力学の育ての親と言われ、ノーベル賞を受賞したニールス・ボーアという物理学者がいますが、

この方は実際に、素粒子の運動法則を表す量子力学と、気の運動法則を表す陰陽論という思想の類似性を唱えていました。

素粒子と気の運動法則は似通っているということですね。

そしてこの方は、自分の紋章に陰陽の運動法則を表す太極図↓

を用いたことが知られています。

このように、

現在の量子力学の最先端で明らかにされた内容は、その対極にあると思われる東洋思想とオーバーラップする部分がでてきています。

気がどういうものかは科学的にまだはっきりと解明されていませんが、

その輪郭くらいはつかみかけているように思われます。

将来的には、科学の方面から東洋思想の真意が解明される日が来るかもしれませんね。

「病は気から」のまとめ

ということで今回の内容をまとめてみると、

病は気からのまとめ

●東洋思想のベースには「気の思想」があり、気とは万物を構成する最小単位で、それ自体がエネルギーそのもの。

●量子力学では、素粒子の持つ特徴が東洋思想の気が持つ特徴と極めてよく似通っていることが明らかになっている。

人の意識が素粒子の動きに影響を与えることを証明した実験もありそれは身体の状態が心の状態に左右される可能性があることを示唆する。

●気には生命エネルギーや心の状態という意味が含まれており、科学の分野からそれらのことが少しずつ明らかにされつつある。

ということになります。

以上今回は、

プチ東洋医学講座の番外編として、病は気からの気とは何かについて解説してみましたがいかがでしたでしょうか?

トリビア的な内容かもしれませんが、心と身体の関係を知るための一助になれば幸いです。

次回も心にいいことをするためのヒントをお届けしていきたいと思います。

どうぞお楽しみに!

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