こんにちは。
こころの鍼師 金子 敏昭です。
これから『プチこころの鍼講座』をお届けしていきます。
本講座では、潜在意識を書き換えてあなたが病気をやめていくための方法を、
できるだけわかりやすくライトな感じで、段階的にお伝えしていきます。
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▽動画でご覧の方はこちらからどうぞ▽
【9分10秒の動画です】
まず前回のおさらいをすると、
これまでは、病気をやめて本来の健康を取り戻すために必要な『人生の目的』を、
「やりたいかやりたくないか」という視点や「身体株式会社の社員」という視点から “ 意識的に ” 設定してきましたが、
前回は、 “ 潜在意識の方から ” 人生の目的の輪郭をあぶりだしていくという方法についてお伝えしました。
それは、これまでの人生のひとつひとつの体験をパズルのピースにたとえて、
一見して捨ててしまいたくなる見栄えの悪いピース(ネガティブな体験)が、全体の絵のどの部分を表現するために人生から送られてきたものなのかを陰陽の関係から抽出していく作業でした。
そして最後に、やりたいかやりたくないかという視点で意識的に設定した人生の目的を「ハードの部分」とすると、
見栄えの悪いピースが表現しようとしているのは、人生の目的を達成するための「ソフトの部分」になっているということをお伝えしました。
それを前回お伝えしたショーペンハウエル風に言うと、
『人の話に耳を傾けて人を深く理解することで愛を与えていく』という人生の絵を描いて生まれてくる人は、
たとえば、人生の早い時期に人前へ出て恥をかいて引っ込み思案になる体験をして、それによって、自分を出すというよりは人の話に耳を傾ける能力を身につけていく…ということになるわけです。
恥をかいて引っ込み思案になる体験とそういう自分が必要なのですね。
ただ、そこで素朴な疑問が生まれます。
「百歩譲って、元々完成した人生の絵を持って生まれてくるにしても、それをわざわざパズルのようにバラして、もったいぶって一つずつピースを渡してくる必要はないんじゃないの?」
というものです。
確かにそうなのです。人生の絵がわかっているなら、最初からそれに必要な能力を持って生まれてこれば苦労はしないのですね。
前置きが長くなりましたが、これからそんな素朴な疑問に答えて、今までのあなたの常識に少し揺さぶりをかけていきたいと思います。
そのためにまず、アメリカのワシントン大学で行われた長期記憶にまつわる実験についてお伝えします。
その実験では学生を二つのグループに分けて、一方のグループには講義を受けてからその内容のテストを受けてもらい、
もう一方のグループには、まずテストを受けてから、その後で講義を受けてもらうという、順序を普通とは逆にすることで、どちらのやり方が長期記憶に残りやすいかを調べました。
その結果は意外にも、まずテストを受けて、後からその内容の講義を受けたグループの方が、長期記憶として定着しやすいという実験結果が出たそうです。
一般的には、まず授業を受けた後に学んだ内容の理解度をテストするものなので、何も知らない状態でいきなり問題を突きつけられても困るわけですね。
ところが実験結果は、そのような常識的な考え方の斜め上を行ってしまいました。
あらかじめ問題の意図や解き方、答えを教えると短期記憶に入りやすく、長期記憶には入りにくい
ということですね。
ちなみに長期記憶というのは、潜在意識に入り込んで自分を動かしたり周りに影響を与えたりする想い…念のようなものです。
言い換えると自分の人格そのものであり、少しスピリチュアルな言い方をすると自分の魂の一部というような感じです。
この実験結果からわかることは、
自分そのものとも言える長期記憶の中に、新しい何かを加えて定着させていくためには、問題の意図や解き方のわからないテストをいきなり受けてから振り返りの学習をした方が効率がよい
ということです。
特に人生の時間には限りがあるので、自分の人生にとって長期記憶に入れたい重要なものほど効率のよい学び方をしたいはずですね。
そして実はこれが、潜在意識が元々プログラミングされている絵をわざわざパズルのようにバラして、ピースをひとつずつ渡してくる理由でもあります。
つまり、最初からどんな絵柄かわかっていたら理解は容易でも内容はすぐに忘れてしまい役に立たないということです。
だから一度絵をバラバラにしてから、あーでもないこーでもないといいながら、自分でひとつひとつのピースの意味を理解しながら組み立てていくことで、はじめてその絵が長期記憶に入っていくのです。
言い換えると、未来の本当の自分に必要な資質が潜在意識に刷り込まれて自分の一部になるということですね。
でもほとんどの人はピースを受け取ったままで、そのピースが何を表現するために存在するのかの答えを抽出しないままです。
見栄えの悪いピースなんかはともすれば、出来損ないや必要ないものだと勘違いしてゴミ箱に捨ててしまっています。
そうすると、
人生の上り坂はいいけど、下り坂やまさかは、「悪いことが起こった…なぜだ!?」という、原因を内側ではなくて外側に求める思考パターンになり、問題の本質にたどり着くことが困難になることがよく起こります。
そうすると変容が困難になり、病気をやめることも困難になります。
したがって本当に大切なことは、
せっかく過去に受けたテストを受けっぱなしにしておくのではなく、テストを受けた後の振り返りの学習をしていくことなのです。
見栄えの悪いピースを捨てるのではなく、それが全体の絵の何を表現するためにあるのか理解してあげることなのです。
そのためには、これまでの体験にはすべて意図があるという前提で、あなたの人生を『第三者の視点』であたかも他の人の人生を見るように振り返ってみてください。
そして、ショーペンハウエルが言うように、あなたの人生に隠された、一貫した筋道や計画、ストーリーをあぶり出すつもりで振り返ってみてください。
それは潜在意識から人生の目的の輪郭をあぶり出す作業につながり、脳を病気モードから健康モードに切り替える作業にもつながります。
ということで今回は、
人生の絵をわざわざパズルのようにバラしてピースをひとつずつ渡してくる理由のひとつに、重要なことを長期記憶として定着させる意図があるということついてお伝えしました。
そしてその答えには実はもう一つ大きな納得の理由があります。
それについては次回お届けしますので楽しみにしていてください。
今回の内容が、あなたの健康を取り戻して、より良い未来をデザインしていくためのヒントになれば幸いです。
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