こんにちは。
こころの鍼師 金子 敏昭です。
これから、あなたが病気をやめて健康を取り戻すためのヒントをお届けしていきたいと思います。
私は現在、
無意識の思考パターンを書き換えることで、内面から病気をやめていただく心理サポートを行っていますが、
病気を患う方と接する時に、かなりの頻度で気になっていることがあります。
それは、
現代医学で確実な治療法が確立されている病気を患う方はともかく、
特に難病とされる病気を患う方の多くは
「医学の常識ではこの病気は治らないし…」
とか、
「今の状態をできるだけ長く保てるように…」
または、
「もう覚悟してます…」
というふうに、
『私はこれからどんどん悪くなります』
という前提でお話をされる方がほとんどだということです。
実は、このような信じ込みが前提としてある場合、いくら治療をしたとしても言葉の裏にある前提の方がやがて現実化してしまいます。
そのような言葉の裏にある前提を書き換えていくことが重要なのですが、
確かに、病院でドクターに
「この病気は一生つきあっていくものです。」
とか、
「医学的には難しいです。」
と言われてしまうと、もうだめなんだな…と思ってしまっても無理はありません。
でも、ちょっと待ってくださいね。
もしあなたがそのようなことを考えておられるのなら、その常識を少しずつでも崩していただきたいので、
今現在のあなたの状況を、別のたとえで表現してみたいと思います。
あなたは『エレファント・シンドローム』という言葉をご存知でしょうか?
インドでは、
象の調教師は象を抑えつけておくために、最初は太くて大きな木につないでおくそうです。
当然、象は何度も逃げ出そうと試みますが、それが無駄な努力だとわかると、逃げ出すことをあきらめてしまってその状況を許容するようになります。
そうなると、
象を小さな細い杭につないでおくだけでも、そこに抑えつけておくことができるようになるのです。
つまり、
自由になれないということが象の中で強い信じ込みや常識となると、
その常識のフィルター…色メガネを通してしか周りを見れなくなるため、
状況をありのままに見ることができなくなってしまうのですね。
このように、
私たちを現状に引き止めている束縛が、外部環境ではなく心の中にあるという状態を『エレファント・シンドローム』といいます。
ただこれは、いつでも誰にでもおこり得ることです。
そのため、
「この病気は治らない」
「どんどん悪くなる」
という信じ込みを前提として持ち続けている限り、現状に変化をつけていくことはなかなか難しいのです。
もしそうだとしたら、
あなたは今、調教された象のようになっているのかもしれません。
そこで、
そのような状況から抜け出していただくために、これからひとつ質問させてください。
あなたが
「この病気は治らない」
「どんどん悪くなる」
と信じてしまう根拠はなんでしょうか?
たとえばそれは、
以前、病院でドクターにそう言われたからかもしれませんし、
病院の治療を受ける過程で、西洋医学的には対症療法に終止するしかない現状を知ったからかもしれません。
または、同じような病気を患う方がどんどん悪化していくのを見聞きしたからかもしれません。
いろいろな理由があるとは思いますが、おそらくその根拠は、
『西洋医学的に対処できない』
というところに起因するのではないかと思われます。
私は東洋医学の専門家でもありますが、
ここで注意していただきたいことは、洋の東西を問わず基本的に医学は身体のみを診ていくということです。
ゆえに、
当然のことながら、医学は肉体レベルの病変に対してアプローチしていきます。
しかし、
私たちが健康になるか病気になるかを分けてしまうカギは、実は脳のある働きにあります。
脳のある働きには2つのチャンネルがあり、専門的には『報酬系』『苦痛系』といわれています。
▽詳しくはこちら▽
ここでは簡単に説明しますが、
脳の『報酬系』が優位に働いている時には、体はリラックスして免疫も正常に機能します。
この状態であれば健康で過ごすことができ、仮に病気であったとしても治癒力が働きやすい状態なので病気も治りやすいのです。
でも逆に、
脳の『苦痛系』が優位に働いてる時はどうなるかというと、
ストレスホルモンが分泌されるため身体は緊張状態となり、心拍や血圧、血糖値が上がり、免疫機能にも抑制がかかるようになります。
これは目の前の脅威を排除するための戦闘状態ですので、病気の治癒を行うのに適した状態ではもちろんありません。
もしこのような状態が長く続けば、病気を治すどころか反対に病気になってしまうだろうことは容易に想像できますね。
そして、
難病を患う方は長年にわたって無意識的に『苦痛系』を働かせることが習慣になってしまっています。
その『苦痛系』を常に働かせてしまう最たるものは、考え方の習慣がもたらす心理的ストレスです。
そのような心理的ストレスが脳の苦痛系を働かせ続けて身体を蝕んでいくメカニズムを、近年では『キラー・ストレス』と呼んでいます。
また、ガンや糖尿病、アルツハイマー病等様々な病気の原因になると注目される『慢性炎症』にも心理的ストレスが大きく関わると言われています。
さらに遺伝子学では、脳の認識(考え方の習慣等)の変化は遺伝子にも影響を与えるということがわかってきています。
これらのことは、
様々な病気の大元の原因は、実体のないところにある可能性が高いということを示唆しています。
そしてこれは、
身体の異常を視覚化・数値化して把握する医学的な手法では、大元の原因を認識することが困難だということを意味します。
なぜなら、
脳の苦痛系を動かすような無意識の思考パターンや心理的ストレスは、視覚化や数値化ができないからですね。
つまり、
今あなたが患っている病気の大元の原因が、脳の苦痛系を働かせ続けたことに起因する場合は、
医学的なアプローチが必ずしも最適なアプローチだとは言えなくなるということです。
これまでのあなたの常識は、
『病気は医学に任せる』
ということだったかと思いますが、
肉体を細かく診ていく医学だからこそわからない原因もあるのですね。
だから、病院でドクターに
「この病気は完全には治りません。」
「医学的には難しいです。」
と言われたとしても、
それは、
「医学で身体だけを診ていては大元の原因はわからないので根本的な解決はできません」
ということであって、
あなたの病気が治らないことの証明ではないのですね。
もちろん、
結果としておこった身体の病変に対する医学的な処置は大切です。
私も東洋医学的な処置をします。
しかし、肉体を診る医学だからこそわからない原因があるのです。
もし、大元の原因が把握できなければ、
結果としての肉体の病変に対する処置に終始してしまい、徐々に身体が疲弊していくのは自明の理ですね。ガンはその典型例ではないでしょうか。
したがってこれからは、
医学だけに心理的にすべてを頼りきる、任せきるというよりは
『医学がカバーできる範囲の中で医学を利用します』
という心的態度でいるのが賢明です。
その上で、より最適な方法を選択して加えていくことが大切です。
そして実は、
そのような思考パターンを使う方が、あなたの意識が未来の可能性を引き寄せやすくなるのですね。
ということで、
ここまで読んでいただいていかがでしたでしょうか。
もし、ここまでで
「この病気はもう治らない…」
といったあなたの中の常識や思い込みが、
「もしかしたら治るのかも…」
に少しでも変化したのであれば、おめでとうございます!
あなたは遅かれ早かれ病気をやめるための第一歩を踏み出したことになるのです。
もしそうでなくても、
よりよい未来をデザインするための新しい前提をあなたの中に創り出していただけるように、これからも様々な情報を提供していきたいと思います。
それでは最後に、
ここまでの内容をまとめると
●難病とされる病気を患った場合、人は「この病気は治らない」「医学的には難しい」という前提を無意識に持ってしまうことが多く、それが現状を変えていく際のマインドブロックになる。
●健康になるか病気になるかは、脳の「報酬系」と「苦痛系」のどちらを優位に働かせるかが鍵となり、それは考え方の習慣やそれによる心理的ストレスが大きく関与する。
●難病であればあるほど、苦痛系を働かせる思考パターンが無意識レベルで習慣化している。
●無意識の思考パターンや心理的ストレスは視覚化・数値化できないため、肉体を診る医学的アプローチでは扱うことができない。
●医学だけにすべてを任せる、頼るというよりは「医学がカバーできる範囲の中で医学を利用する」という心的態度を持ち、その上でより最適な方法を選択して加えていくことが肝要。
ということでした。
以上、
今回は「この病気は治らない…」という“常識”を崩していくためのヒントについてお伝えしてみました。
ただ、細かいことを言えば、
実際には病気を患う方の心理的背景や無意識の思考パターンには人によって違いがあります。
そこで、
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