心の健康法

病気で不安になった時、絶対にやってはいけないこととは…

病気で不安な時にやってはいけないこと

こんにちは。

心と身体の専門家 金子 敏昭です。

今回もあなたが病気をやめて健康を取り戻すためのヒントをお届けしていきます。

さて、突然ですが、

今このブログを読まれているということは、

あなたはもしかしたら何らかの病気を患っていて、病院で治療を受けておられる方なのかもしれません。

そして、治療をしているのになかなか良い結果が得られず、

病気や治療に関する色々な情報を集めようとしているうちに、このページにたどりつかれたのかもしれません。

もしあなたが、

治療期間が長引いて病気と縁の切れない状態が続いているのだとしたら、

「これから先、自分はどうなるんだろう…」

「もしかして一生このままなんじゃ…」

と落ち込んで不安になってしまうこともあるかもしれませんよね。

そんな時にはつい過去を振り返って、

「自分の何が悪かったの?」

「何が原因でこんなことになったの…」

などと、今の状況を招いてしまった『原因』を探してしまうこともあるかもしれません。

たとえば、

「ろくに睡眠も取らず朝から晩まで働き続けたからかな…」

とか、

「食生活が悪かったんだろうか…」

または、

「長年のストレスでは…」

等々…

アレが悪かったのかなコレが悪かったのかなという具合に、

今の不安な状況を創り出した原因を探しだしたら、思い当たることはたくさんあるかもしれません。

これは、

多くの方がついやってしまいがちなことではあるのですが、

大抵の場合は、

出口(答え)のない迷宮に入り込むような状態になってしまっているのではないでしょうか?

なぜなら、

過去を振り返ってこれが原因かなと思ったとしても、実際にそれを証明することは容易ではないからですね。

また、自分のことだからこそ逆にわからないことや気づけないこと、見えないことも当然あります。

そしてこれが、最も重要なことですが、

過去に因果関係を見つけようとする努力は、あまり建設的でないどころか、

脳のある働きにより、病気の解消を遠ざける原因にもなりかねないのですね。

その、脳のある働きとは一体何でしょうか?

こころの鍼ブログでは、

私達が健康になるか病気になるかを決めるのは、「脳の2つのチャンネルの働き方にある」ということを常々お伝えしています。

専門的に言うと、それは脳の「報酬系」「苦痛系」という2つの働きです。

報酬系というのは、

私達が心地よいと感じる情報を処理する脳の一連の働きのことで、報酬系が働くと、

心身をリラックスさせるホルモンが分泌され、免疫も正常に働きます。

もうひとつの苦痛系というのは、

私達が苦痛を感じるような情報を処理する脳の一連の働きのことで、

苦痛系が働くと、ストレスホルモンが分泌されて身体を緊張状態にしてしまい、

心拍や血圧、血糖値も上昇し、免疫の働きにも抑制がかかります。

言うまでもなく、

身体を健康に保ったり身体の病変部位を修復するのに適した状態は、報酬系が働いている状態ですね。

それゆえ、報酬系が中心に働いている状態を健康モードと言ったりもします。

ところが、

病気を患う方や常に体調が優れないという方は、一日の大半を苦痛系を中心に働かせて過ごしていることが多いのです。

つまり、

病気をやめて健康を取り戻すためには、脳の報酬系を働かせて、

脳から身体が健康になるための指令を出してもらえるようにすることが必要不可欠なことなのですね。

そして、

報酬系を働かせていくための鍵になるのが、あなたの日々の「考え方の習慣」なのです。

その「考え方の習慣」の中でも特に、

自分の意識の焦点を、

『未来』に合わせるか『過去』に合わせるかで、報酬系と苦痛系のどちらを中心に働かせるかが分かれてきます。

実は、

意識の焦点が『過去』にフォーカスされると、脳の苦痛系が動きやすくなるということが脳科学的にわかっています。

逆に、

意識の焦点が『未来』にフォーカスされると、脳の報酬系が働きやすくなるということなのですね。

したがって、

落ち込んだり不安になったりした時に、今の状況を招いた原因を探そうとすると、

あなたの意識の焦点は過去に向かい、脳の苦痛系が優位になって働くようになり、

その結果、

身体を修復する健康モードからはどんどん遠ざかってしまうことになります。

さらに、

意識の焦点が過去に合うことが多いと、脳は過去の状態を今現在に現実化させようとしていきます。

つまり、

病気で悩んでいる状況をさらに継続してしまうということですね。

それでは、

ここで健康になっていく人はどう考えるのかというと、

『次は何をしたらよくなるだろう…』

と考えていきます。

これは病気を治すことだけではなく、誰でもどんなことでも共通すると思いますが、

うまくいく人は、次はどういう方法でいこうかという視点で新たな方法を次々に考えます。

ちなみに、このような思考の習慣には、「目標を達成することは自分の中ではすでに決定事項」という無意識の前提があります。

自分の中で生きる目的はすで明確になっているわけです。

あとはその方法を見つけ出すだけというスタンスですね。

発明家のトーマス・エジソンが語った確実に成功する方法が、

「常にもう一回だけ試してみること」ですから、それと同じことかもしれません。

そしてこの時は、意識の焦点は未来にフォーカスされている状態になります。

こうなると、脳では報酬系が優位に働くようになり、

身体では免疫の働きが正常化されたり、損傷した細胞の修復が活性化されたりする健康モードに入ります。

つまり、

健康になったり道が開けたりする人は、

常にゴールのその先を見据えて、意識の焦点を未来に合わせて考える人なんですね。

だからもし、

あなたが病気のことで不安になってその原因究明をしたくなった時は、それは一旦横に置いておきましょう。

なぜなら、原因を探しても結局はわからないからです。

それより、

原因探しに変えて考えていただきたいことは、

『あなたが今現在、もし健康そのものだったとしたら、いったい何をしたいでしょうか。』

ということです。

これは宝くじにでも当たったつもりで元気な自分を自由にイメージしてみましょう。

そこでイメージされる自分はどんな自分でしょうか。そのイメージの中にあなたの本当にやりたいことや生きる目的があるかもしれません。

でも、

「私はもう年だから年齢的に未来はないし、やりたいこともないよ」

と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれません。

そういう場合は、

やりたいことを、「人間としての成長」に変えてみたらどうでしょうか。人格は生きている限り向上させることができます。

たとえば、

家族や他の方に、どういう接し方をしてどういう影響を与える存在になっていくのか…

というふうに、

『自分をどう育てていくか』という観点から考えてみてもいいかもしれません。

それは、

あなたの意識の焦点を未来に向けることにつながり、脳の報酬系を働かせることにもつながります。

そのように、

脳の報酬系を働かせることが習慣になってくると、

病気であっても仕事であっても、思いもよらぬ道が開けてきたりすることもあります。

せっかく何かのご縁でこのブログを読んでくださったのですから、

今だけでも、意識の焦点を未来に向けて、報酬系を働かせてみてはいかがでしょうか。

ということで、今回の内容をまとめると、

まとめ

●健康になるか病気になるかを決めているのは、脳の「報酬系」と「苦痛系」である。

●意識の焦点を過去に向けると苦痛系が働きだし、未来に向けると報酬系が働きだす。

●結論…病気の治療が長引いて落ち込んだり不安になったりした時は、原因探しをして意識を過去に向けるよりは、新しい方法を考えたり、その先でどういう自分でありたいかということに意識の焦点を合わせた方が報酬系が働きやすくなる。

ということでした。

病気に限らず、もし何かの時に不安になってしまったら、自分の意識の焦点を『未来のこうありたい自分』に向けてみるよう意識してみてくださいね。

今回の内容が、あなたが心身の健康を取り戻すためのヒントになりますように。

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