こんにちは。
心と身体の専門家 金子敏昭です。
今回も、あなたが病気をやめて健康を取り戻すための重要な内容をお伝えしていこうと思います。
さて、
今このブログを見ておられるということは、もしかしたらあなたはなんらかの病気を患っていて、それに対する治療をしている方かもしれません。
もしそうであれば、最初にひとつ質問させてください。
あなたは、現在の治療を受けるにあたって、治療のゴール(目標)はどこに設定されていますでしょうか?
言いかえると、どういう状態がゴール(目標)だと考えておいでですか?
こういう質問をするとほとんどの方は、
「それはもちろん病気が完全に治った状態に決まってますよ!」
とおっしゃるのではないかと思います。
当然そうですよね。
病気を治すために治療しているのですから、病気が治った状態がゴールだというのはあたりまえです。
しかし脳科学的に言うと、あなたがずっと病気を続けている理由は、もしかしたらそのゴール設定に原因があるのかもしれません。
「はっ?どういうこと!?」
と思われるかもしれませんが、これから説明していきますね。
こころの鍼プログラムの健康ブログでは、無意識の思考パターンが病気をつくり出すということをお伝えしています。
実際に、脳の機能の95%は潜在意識が支配しており、私達が意識して行っている体内の生理機能はほとんどありません。ほぼ無意識的に働いてくれていますね。
そのように、健康と病気を分けるほどの重要な役割を脳(潜在意識)は担っていますので、脳の持つ特性を無視することはできません。
そしてここからが重要なんですが、実は脳にはゴール(目標)を達成させないという驚くべき特性があるのです。
これは私も驚きでした。
ただ、理由としては割と単純で、脳はわからないことや理解できない状態を非常に嫌うということです。
つまり、わからないこと理解できない状態とは危険な状態であると脳は認識して避けようとするわけですね。
ということは、
私達がゴール(目標)設定をしてもその先がノープランだと、目標達成後は脳にとっては未知であり、危険な領域として認識されるということになります。
そのためゴールが近づいてくると、脳はその先にある危険領域を避けるために無意識にゴールしないようにブレーキをかけるようになってきます。
これをわかりやすく説明するために極端な例をあげると、たとえば会社に入って「仕事がんばって社長になるぞ!」と思っている人がいたとしたら、その人は社長になれないわけですね。
ではどういう人が社長になるかというと、「社長になって新しい時代のニーズに沿ったこういう事業をたちあげたい!」と思っている人が社長になるということです。
つまり大切なのは、ゴール(この場合は社長になること)が通過点になっているかどうかなのですね。
では、これを病気の治療に当てはめてみるとどうでしょうか。
治ることがゴールだと治らない理由がよくわかりますね。
もし病気を治すこと自体がゴールの場合は、そこが通過点になっていないわけですから、脳は治った後の未知の領域を避けるために、治った状態に到達することを拒否してブレーキをかけてしまいます。
なんだか、脳は困った特製を持っているもんだと思いますが、
では実際にはどうすればいいのかというと、健康を取り戻した先で何をするか決めてしまうことが大事だということになります。
実は、このような思考をしていくことは、「治った」という前提を潜在意識に受け入れさせることにつながります。
つまり、潜在意識の中では治った状態が通過点になるわけですね。
したがって、
もしあなたが、現在何らかの治療を受けておられるのであれば、このような脳の特性を理解しておくことも非常に大切なことになります。
ということですので、
これからは治療のゴール(目標)設定を、「治る」ことから「健康を取り戻した先」に設定するようにしてくださいね。
それが病気をやめるためのまず最初の一歩になります。
これ以降も、どんどん健康を取り戻すための情報をお伝えしていきますので楽しみにしていてくださいね。
そして、あなたがいつの日か病気をやめて健康を取り戻す日がくることを願っています。
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ご自身で健康を取り戻したいという方は試してみるといいかもしれませんね。
期間限定なので、この機会を逃すと大きな損失かもしれませんよ。