こんにちは。
こころの鍼師 金子 敏昭です。
これから、
今年はインフルエンザが例年より早く流行し、
また、インフルエンザの新しい治療薬「ゾフルーザ」
今回は、こころの鍼師というよりは、
完全に東洋医学専門の鍼灸師の立場から
【①インフルエンザの治療に有効である】
且つ
【②耐性ウイルスを作らない(はず!…※注)】
(※注…科学的な裏付けはないが、東洋医学的な治療は、
ウイルスよりも自然治癒力にアプローチすることからの勝手な推測 )
という、
ある程度の実用性を含めて、
(※注…《専門家の方へ》このブログでは、
本ブログを読むことで、
従来のインフルエンザ治療に加えて、
実際にそれを使えば、
また、
東洋医学的な風邪ひき治療は、
少し長くなりますが、
Contents
東洋医学的な風邪ひきの治療法
実は東洋医学には、
一般的に思われるよりもずっと、
今回のテーマである風邪ひきやインフルエンザも例外ではありませ
そこで、
インフルエンザの治療の仕方を理解していただくために、
使用頻度の多い風邪ひきの治療法を、
①【発汗法】…発汗させる
②【清熱法】…熱を冷ます
③【下法】…便を下す
の3つに大きく分かれます。
つまり、
東洋医学的な風邪ひきの治療は、
①汗をかかせる段階
②熱を冷ます段階
③便を下す段階
の3つの段階に大きく分かれるということです。
これは、風邪ひきにもステージ分類があって、
(※それ以降のステージについては今回は省略します。)
したがって東洋医学的には、
風邪ひきで39℃の発熱がある場合でも、
たとえば葛根湯という薬はざっくり言うと、【①発汗させる】
つまり葛根湯は「風邪ひきステージ①」で使う薬なので、
風邪ひきのステージ①
それでは次に、
一般の方でも各ステージを見分けることができるような鑑別の決め
通常、風邪ひきは、
寒気がして咳や鼻水、喉痛、頭痛、発熱等の症状をおこしますね。
その中で、「風邪ひきステージ」
実際には、症状だけではなく脈や舌、
寒気の有無は、風邪ひきがステージ①にあるのか、
そこではっきりと寒気があればいいのですが、
そういう場合は、
実際に背中(肌)を出してみて(露出して)
厚着しているのかどうか、布団に潜り込んでいるのかどうか、
なぜなら、
その人が無意識的にとる行動の中に、
そしてもし、発熱している状態でも寒気があれば、「
葛根湯を服用したり、
ちなみに病院では、
寒気はかぜ症候群の症状のひとつというだけで、
そこは東洋医学との大きな違いでもありますね。
風邪ひきのステージ②
それでは次に、
①の発汗させる段階から一段ステージが進行すると、
同じように発熱していても寒気がなくなり、
また、喉が渇いたり鼻が乾燥したり汗をかいたりして、
この段階は、「風邪ひきステージ②」の【清熱】、
薬としては主に【白虎湯(びゃっことう)】や【白虎加人参湯(
これらはいずれも熱冷ましの薬で、
ちなみに、
「風邪ひきステージ①」の【発汗】をする段階で無理に【清熱】
なので、風邪ひきのステージ分類は大切なのですね。
ステージ①の発汗させる段階と、ステージ②
風邪ひきのバイキンが体の表面にいると寒気があるから、その時は汗をかく。
というイメージで分類したらわかりやすいかもしれません。
風邪ひきのステージ③
そして次に、
②の熱冷ましをする段階から、
主な症状は、熱冷ましをする段階と変わりませんが、それに『
今まで出ていた大便が硬くなって出難くなるのですね。
ちょうど、身熱が水分を蒸してしまうような感じです。
この状態になると、
一時的に下がったと思ってもまた上がってくるのですね。
こうなると「風邪ひきステージ③」です。
この場合は、大便を下すことで熱を冷ますようにします。
実は大便の排出は、
したがって、③の便を下す段階では、
主に、
【調胃承気湯(ちょういじょうきとう)】
【小承気湯(
【大承気湯(だいじょうきとう)】
下し薬を使って通じをつけることで解熱していきます。
ただし、
手っ取り早くイチジク浣腸等で便を下してもそれなりに効果的です
これに関しては、
内科専門のドクターでも比較的ご年配の世代になると、
《 熱を下げる時には便を下す 》
という手法を、
とはいえ注意点としては、
「発熱=便を下す」
ということではありません。
同じ発熱でも、もし発汗すべき段階で便を下してしまうと、
はっきりとした症状が出ていなかったり、
漢方科がある病院や漢方薬局にかかったり、
また、東洋医学的な診断と治療を専門とする鍼灸院であれば、
東洋医学的なインフルエンザの治療法
長くなりましたが、ここでやっとインフルエンザの登場です。
東洋医学的には、インフルエンザといえども、
長々と風邪ひきの治療を解説したのもそのためです。
ご存知でしょうが、
インフルエンザの主な症状は、咳や喉痛、鼻水に加えて、悪寒(
このような場合、
東洋医学では【麻黄湯(まおうとう)】という薬を使います。
これは、ものすごく簡単に言うと《 葛根湯の強力版 》と考えてください。
葛根湯でも間違いというわけではないのですが、
したがって麻黄湯は、
虚弱体質の方や高齢の方、
そういう場合は、
【麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)】という薬で、
そして実は、
これらの薬のインフルエンザに対する効能は、
ただ、
ここでの注意点は、
なぜなら、
同じインフルエンザであっても、
ステージ①の段階にあるものもあれば、ステージ②や③
ゆえに、
インフルエンザと診断されたとしても、「風邪ひきステージ」が②
だからたとえインフルエンザであっても、
「風邪ひきステージ」が②や③の場合は麻黄湯ではなく、
以上のように、
東洋医学は西洋医学とは違った視点から風邪ひきやインフルエンザ
したがって、
東洋医学的な治療法を知っていたり、
風邪ひきやインフルエンザをスッキリ治し、
個人にも社会にも優しい治療法となり得るのですね。
まとめ
ということで、今回の内容をまとめてみると、
●東洋医学では風邪ひきの病状を段階的に捉え、
●段階は大きく3つに分かれ、各段階によって発汗させたり、
●インフルエンザもその法則に従って治療し、
●東洋医学の治療法は、
ということになります。
以上今回は、
東洋医学の視点からみた風邪ひきとインフルエンザの治療法につい
次回も、
どうぞお楽しみに!
今回の内容が、
あなたが健康を取り戻して、
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