こんにちは。
こころの鍼師 金子 敏昭です。
今回は、
心にいいことをしても、身体にいい変化がおこりにくい方の3つの特徴についてお届けしたいと思います。
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【13分59秒の動画です】
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こころの鍼プログラムでは、
心にいいことをして本来の健康状態を創っていくというコンセプトを提唱しています。
しかし中には、心にいいことをしてもなかなか健康を取り戻せない方もいます。
実はそういう方には、共通するいくつかの特徴があり、その特徴は大方3つに集約されるのですね。
その3つの特徴とは、
○病気を治すことのみに意識をフォーカスし過ぎる
○検査結果に一喜一憂し過ぎる
○医学の常識を信じ込み過ぎている
という3つに分類されます。
以下ひとつずつ、その特徴と対策について解説してみます。
Contents
病気を治すことのみに意識をフォーカスし過ぎる場合
まず、「病気を治すことのみに意識をフォーカスし過ぎる」という場合ですが、
病気だからこそ健康を取り戻したいと思うのであって、病気を患う方が病気を治すことに意識を集中させるのは当然のことです。
もちろん、そのような当然の心情を否定しているわけではありません。
しかし、
あまりにもそこに意識を集中させ過ぎてしまうと、潜在意識は、
”生きる目的よりも、目的を達成するための手段やツール(健康な身体)の方を大切にしている!”
というふうに捉えてしまうのですね。
実は潜在意識にとって健康な身体は、生きる目的を達成する手段でありツールなのです。
手段やツールは、目的があるからこそ存在意義が生じます。
ゆえに潜在意識は、目的がないままに手段やツール(健康な身体)を欲しいと思っても、なかなか力を貸してはくれません。
また、
病気を意識すればするほど、「病気を患う自分」というセルフイメージが強化されてしまい、潜在意識はそのセルフイメージを強固に実現させ続けます。
これが、「病気を治すことのみに意識をフォーカスし過ぎる」ことで逆に、健康を取り戻すことが難しくなる理由です。
人間は明確な生きる目的があるうちはなかなか病気になりません。(※例外的にそれでも病気になる場合は無意識の思考パターンにその理由があります)
それを利用して、
こころの鍼プログラムでは、いくつかのワークを通して潜在意識から本来の人生のミッションを引き出す作業をしますが、
まずは、
「そもそも何のために生命を使うか」
という「問い」を心の中に持ってみる必要があります。
そして、本来の自分の在り方や目的を思い出した時にはじめて、ツールとしての身体は、その最大能力を発揮するために健康状態になろうとするのです。
検査結果に一喜一憂し過ぎる場合
次に、
「検査結果に一喜一憂し過ぎる」という場合ですが、
検査をする以上、結果が気になるのは当然のことですね。
ここで大切なことは、
その検査結果をどう捉えているかということです。
結論から言うと、検査結果というのは
『まだ気づいてないことや許してないこと、未完了のコミュニケーションがありますよ。』
ということを教えるための、身体からのメッセージです。
ゆえに検査結果は本来、課題を浮き彫りにして未来につなげていくためのもので、単なるフィードバックにすぎません。
たとえば、もし仮に腫瘍が大きくなっていたら、
「まだ許してない事があるんだな…早くそれに気づけっていうサインだな」
とか、
もし何かの数値が上がっていたとしたら、
「この数値はこの思考の癖の表れだな」
という具合です。
ところが、検査結果に一喜一憂し過ぎてしまう場合は、
結果を未来につなげるフィードバックとして捉えるよりは、外側の基準で自分の善し悪しを裁かれるという心の状態になりがちです。
つまり、単なる情報を自分自身に重ね合わせて、
結果が悪い=ダメな自分
結果が良い=OKな自分
というふうに、外側の基準で自分という存在の善し悪しを捉え過ぎてしまうのですね。
この場合は、外側の基準で自分の善し悪しを裁かれる不安感からくる心の不安定感が常につきまとい、
それが逆に健康を取り戻すことを遠ざけてしまいます。
検査結果が良くても悪くても、身体のことは病院にまかせて適切な治療を受ければよいのです。
それより大切なのは、心の中に検査結果に対する自分なりの捉え方を持ち、それに沿ってあなた自身の心の態度を決めることなのですね。
その検査結果は、何に気づくためのサインなのでしょうか?
まずは検査結果に対する認識を変えてみることから始めてみてください。
医学の常識を信じ込み過ぎている場合
最後に、「医学の常識を信じ込み過ぎている」という場合ですが、
これは、「この病気は難病で治らない」という現時点での医学的常識を深く信じているということです。
つまり、その常識を強く信じ込むことは、
“私はもう治らないから、これからどんどん悪くなります”
という前提を潜在意識に植え付けるということでもあります。
そしてこのような場合、
いくら治療をしても、言葉の裏にある
“どんどん悪くなります”
という前提の方が現実化してしまいます。
顕在意識でいくら健康になりたいと願っても、潜在意識の方にそれに反する思いがある場合は、潜在意識の前提の方が優先されるのですね。
確かに、病院でドクターに「もう治りません」と言われてしまうと、なかなか立ち直ることができません。
しかしながら、洋の東西を問わず医学は身体を診ていくものです。
そして、身体を中心に診る医学だからこそわからない原因もあるのです。
もしその原因が把握できなければ、身体の病変に対する処置のみに終始してしまい、身体以外の原因が見過ごされたままになってしまいます。
したがってこれからは、
医学だけにすべてを頼りきる、任せきるというよりは
「医学がカバーできる範囲の中で医学を上手に利用する」
という心的態度をとり、「医学で治せなかったら治らない」という信じ込みを緩めていく方が賢明です。
実際には、医学にもカバーできない部分があり、病気の原因がそこにある可能性だってあるのですね。
そのように信じ込みを緩めることができれば、その分だけ新しい情報や選択肢を許容できる心の余裕が生まれ、
そのような思考パターン自体が身体にはいい方向に作用します。
是非、これまでの信じ込みを少しずつ緩めていきましょう。
まとめ
以上、
健康を取り戻すことが難しい人に共通する3つの特徴について解説してみましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめてみると、
●潜在意識にとって、健康な身体は生きる目的を達成する手段でありツール。
●その手段としてのツールを使う目的をはっきりさせることが大切。
●検査結果は、まだ気づいてないことに気づいてもらうための身体からのメッセージで、課題を浮き彫りにするためのフィードバック。
●検査結果に一喜一憂し過ぎる場合は、あらかじめ検査結果に対して自分なりの積極的な意味付けをしておくことが必要。
●身体を細かく診る医学だからこそわからない原因がある。
●医学がカバーできる範囲の中で医学を上手に利用するという心的態度を持つことが肝要。
ということになります。
病気を治して健康を取り戻すことはもちろん大切なことです。
あなたが健康を取り戻したいという願いを持っておられることを承知の上で、あえて言わせていただくと、
実は健康を得るためには、
健康や病気、身体のことを一旦横に置いておくこと
が必要になってきます。
逆説的ですが、
健康を取り戻すことを一旦横に置いて、
その先の生きる目的やゴール、自分ならではの人生のミッションを思い出すからこそ、再び健康に向かう推進力が生まれるし、
病気が教えてくれていることに気づくからこそ、潜在意識が身体で病気を表現する必要がなくなるのですね。
今までの常識では、病気をそのような観点から捉えることはなかったでしょうが、これからは、今までとは違う観点から病気というものを捉えるようにしてみてください。
もし、今回解説したような特徴に該当するものがあるのでしたら、
どうかこれまでの信じ込みや思考の癖を、少しずつでも緩めていっていただければと思います。
今回の内容が、
あなたが健康を取り戻して、より良い未来をデザインしていくためのヒントになることを願っています。
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