こんにちは。
心と身体の専門家 金子 敏昭です。
今回は、性格というものがいかに病気の形成に関与するかということについてお伝えすると同時に、
その性格を変えていく考え方や方法についてもお伝えしていきたいと思います。
「性格で病気になったりするの!?」
「そもそも性格なんて変わらないんじゃ…」
と思われたかもしれませんね。
確かに、
性格を変えるというとなかなか大変なことに思われますよね。
『三つ子の魂百まで』という言葉もあるように、幼い頃に身についた性格は一生変わらないと言われていますし、
性格が一朝一夕で変わらないということは経験則的にも間違いのないことです。
しかし性格というのは、簡単に言い換えると「考え方の習慣」のことです。
あなたの性格は、無数の「考え方の習慣」が集まって形成されているはずです。
つまり、
性格をがばっと大きくひとつで捉えるのではなく、ひとつひとつの「考え方の習慣」の集積として捉えてみるのですね。
ということですので、
性格を変えるということの実際は、
あなたの性格の中から、病気を創り出している「考え方の習慣」のみをいくつかピックアップして、それに関して変化をつけていく…
ということになります。
いかがでしょうか?
性格を変えるというと苦痛を伴う大変な作業に感じますが、
病気に関わる「考え方の習慣」のみを取り出して変化をつけていくのであれば、なんとなくできそうな気がしてきませんか?
それでは次に、
そのような「考え方の習慣」がどのように病気に関わるかですが、
私たちの日常で習慣化している動作や考え方というのは、通常、潜在意識に刷り込まれた形で存在しています。
たとえば、
あなたは、靴を履く時、どちらの足から先に履いていますか?
おそらくは、右なら右、左なら左と、毎回決まった同じ方の足から履いているはずです。
でもそれは、
毎回、左足から履こうとか右足から履こうとか意識しているわけではないですよね。
その動作を繰り返しているうちに潜在意識に刷り込まれて、無意識的に行える状態になっているということですね。
考え方の習慣もそれと同様に、
あなたがこれまでの人生で何度も繰り返してきたことで潜在意識に刷り込まれ、知らず知らずのうちに考え方の基準になっている無意識の思考パターンというものが存在します。
そしてそれは、
身体を健康状態にする「脳の報酬系(健康モード)」と、身体を戦闘状態にする「脳の苦痛系(病気モード)」のどちらを中心に動かしていくかに大きくに関わるのですね。
なぜなら、脳の働きの95%は潜在意識が支配するからです。
だからもし潜在意識に、
苦痛系を動かし続けてしまう思考パターンがあったとしたら、脳は常に病気モードが働きやすい状態になるのです。
その状態が続けば、
コルチゾールやアドレナリン等のストレスホルモンが分泌され続け、
心拍や血圧、血糖値は上がり、免疫の働きは抑制され、身体は戦闘モードに入ったままになり、身体を健康にする働きはどんどん後回しにされていきます。
その結果、
身体は病気がちになり、ひどければガン等の大病を患ってしまうことも珍しくありません。
心理的ストレスがそのような大病につながるメカニズムに、「キラーストレス」という名称が付けられるのも実は大げさではないのですね。
「え〜っ!?」
「性格が病気をつくるなんて…」
と思われるかもしれませんが、
潜在意識を形作る「考え方の習慣」というものは、
あなたが健康になるか病気になるかの脳の働きを決める非常に重要なカギになるものなのですね。
わかりやすい例を挙げると、
「未熟な自分」に対して潜在意識で「ダメ」という否定的な自己認識を持っていれば、表面的な意識では「もっと努力せねば…」という行動パターンがおこりますが、これもひとつの考え方の習慣ですね。
この場合、何か苦難を乗り越えるという精神状態になりやすく、心はストレスを感じ脳の苦痛系を動かし始めます。
その結果、
できる部分よりもできない部分に意識がフォーカスしやすくなり、常に自分にダメ出しをしてなかなか自信を得られず成果も出しにくい現実を創り出し、
それに伴い身体も不調和をおこしていきます。
ところが、
「未熟な自分」に対して潜在意識で「別にOK」という肯定的な自己認識を持っていれば、表面的な意識では「これとこれを積み重ねていけばいいんだな」という行動パターンがおこりますが、これも考え方の習慣です。
この場合は、素直に自分の成長を楽しめる精神状態になりやすく、心は喜びを感じ脳の報酬系を動かし始めます。
その結果、
自己否定がないだけ自信を持ちやすくなり、そのような力みのなさが成果につながりやすい現実を創り出します。
これは極端な例ですが、
このように、あなたが知らず知らず無意識に使い続けている「考え方の習慣」こそが、
あなたが健康でいるか病気でいるかを決めているのです。
そして、
この「考え方の習慣」は生まれつきというよりは、
あなたが生まれてから後天的に、あなたの両親との関係性の中で少しずつ少しずつ形成されてきたものなのです。
たとえば、
あなたは小さい子供の頃、両親や周りの大人にどういう言葉をかけられてきましたか?
これまで、どういうことをがんばって何をあきらめてきましたか?
その時に何を感じましたか?
たとえば、
『幼稚園の頃、自分の欲しいおもちゃを親にねだってみたけど結局買ってもらえなかった…
だからその時に、自分の欲しいものは手に入らないものなんだと強く思ったんだ…』
とか、
『小さい頃から、がんばってテストでいい点数を取ると父の機嫌が良くて、悪い点数を取ると機嫌が悪くなって怖かった…
だからその頃から、がんばって結果を出さない状態は、人に認めらない危険な状態なんだという認識ができたんだ…』
というふうに、
これまでのちょっとした体験の積み重ねが、
『自分の欲しいものは手に入らない…』
『がんばらないと危険…』
という「考え方の習慣」…つまりその人特有の思い込みをつくることにつながり、
それを何度も繰り返していくことで潜在意識に刷り込まれていき、徐々にあなたの健康と病気を左右する「考え方の習慣」を形成してきたわけですね。
つまり、
今現在、あなたが病気でつらい思いをされているのは、
実は、
幼い頃にすでに蒔いた種を少しずつ育ててきたことに起因するのですね。
これは、
もし病気をやめていこうとすると、
あなたが普段意識できない潜在意識下で24時間繰り広げられている
「病気を創ってしまった考え方の習慣・無意識の思考パターン」を扱わずに、
身体のみを診て治療していても、根本的に問題を解決させることは難しいということを意味します。
でも安心してくださいね。
病気が自分自身で創り出したものなのであれば、逆に言うと自分で創り続けることを「やめる」こともできるのですね。
そして、
どんな人でも「未来」を自由に創造していく力を持っています。
病気もある意味では心の創造力を使って創り出したものですからね。
ではどうすればいいのかというと、
幼い頃に蒔いて育ててきた、今は不要になった種を見つけて摘んであげればいいのですね。
つまり、病気につながる「考え方の習慣」を特定して少しずつ変化をつけていくわけです。
すると、
脳の苦痛系の働きが影を潜めていき、あなたの現実に変化がでてきます。
たとえばそれは、
身体の痛みが和らぎ始めることから気づくかもしれません。
または、
薬を飲み忘れるようになってしまうことで気づいたり、
身の周りの環境が変わり始めることから気づくかもしれません。
そのようなことを繰り返しているうちに、
気づいたらいつの間にか
「病気を卒業して健康を取り戻していた…」
ということになるのですね。
「なるほど。」
「考え方の習慣を変えると健康になるのはわかったけど、具体的にどうすればいいの?」
と思われたかもしれません。
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