《前編のつづき》
前回の前編では、
東洋医学の視点からリウマチを分析し、
リウマチは、
気候の状態や変動が、身体の気の流れに
外側からブレーキをかけてしまう
「外邪(がいじゃ)」という要因と、
外邪の影響を受けやすくする
「内傷(ないしょう)」という要因が
合わさって発症するということでした。
また内傷には、
女性の出産による「腎気虚(じんききょ)」
というエネルギー不足の状態と、
心理的ストレスによって身体の気の流れに
内側からブレーキをかけてしまう状態の
大きく2通りがあり、
どちらかと言うと、
心理的ストレスが原因で
外邪の影響を受けたものの方が
治り難い傾向性があるため、
病気をやめて健康を取り戻すには
気を流す働きにブレーキをかける
心理的ストレスを抽出して、
それを緩めてあげることが根本的な治癒につながるというところまでお伝えしました。
ということで
後編の今回はいよいよ、
『リウマチをつくってしまう心(潜在意識)の理由』
について解説していきたいと思います。
リウマチの大元の原因
さて、
さっそく後編に入っていきたいと思いますが、
ここまでで、
心理的ストレスによって気の流れに
内側からブレーキをかけることが、
東洋医学の視点からみた
リウマチの根本原因だということを
お伝えしてきましたが、
正直そんなこと言われても困りますよね。
「心が病気の原因なわけないよ」
とか、
「もしそうだとしても
それほどのストレスはないけど…」
と思われるかもしれませんよね。
確かに、
リウマチを患ってしまいそうな
ひどいストレスを受けた記憶や、
それと思い当たることは
なかなかないかもしれません。
ただそれは、
表面的な意識では…
ということになるのですね。
実は、
私達の心は二重構造になっていて、
「顕在意識」という表面的な意識と
「潜在意識」という普段意識することができない無意識の領域があるのです。
リウマチを含め
様々な難病を患う方の場合は、
すぐに思い当たるような
表面的なストレスというよりは、
長い間、心の奥底(潜在意識)に押し込めて不完了になっている根深いストレスが、
常に気の流れにブレーキをかけている状態にあることが多いのですね。
つまり、
知らず知らず無意識的に、気の流れに
内側からブレーキをかけ続けている…
ということが実際にはよくあるわけです。
これが、リウマチに限らず、
いくら身体に対する治療を行っても
なかなか病気が良くならない原因のひとつ
になるのですね。
たとえて言えば、
草取りをしていても、根っこが抜けずに
そのまま残っている…
という状況に似ているかもしれません。
病気と心理的背景
そして、意外なことに病気には、
身体のどの部位、どの機能を患うかによってそれぞれ心理的背景の傾向性のようなものが存在します。
たとえば、
子宮や卵巣が関わる疾患であれば、
社会で男性と競争して勝たねばならない
負けたくないという気持ちが、
『自分の女性性を否定したい』という思いを
潜在意識に芽生えさせたり、
循環器系が関わる疾患であれば、
特定の人に対する『対人関係における強い怒り』
パーキンソン病であれば、
自分や他人、世間に対しての
『〜は〜であるべき』
『〜は〜であってはならない』
という感覚が、非常に強く潜在意識に
刷り込まれていたり等々、
特定の症状や病気と心理的ストレスには
ある程度の相関関係があります。
もちろん、
病気をおこす心理的背景は人それぞれに
違ったものが複雑に絡み合っているので、
絶対にそれが当てはまるわけでは
ありませんが、
リウマチにも同様に、
免疫システムを暴走させてしまうような
心理的なストレスの傾向性はあるのですね。
いずれにしても病気というのは、
長い間、
心の奥底に無理に押し込めてきた
口に出せない本当の思いが、身体を使って
送ってきてくれているメッセージなのですね。
リウマチを創る潜在意識の理由とは?
それでは、
免疫を暴走させてしまうリウマチの
心理的な背景とはなんでしょうか。
まず性格としては、
自分の意見をあまり口にせず、自分より他の人を優先してしまう優しい性格の方です。
優しいがゆえに他の人に対しての気づかいを大切にし過ぎてしまうのですね。
ただ、そのような方は、
あまりに自己犠牲的になってしまうことで、自分の本当の思いを押さえつけるということを無意識的に繰り返してしまいます。
それが極端に言えば、
『自分の気持ちを抑え込む』
↓
『自分の存在自体を否定する』
『自分には価値がない』
という感覚を、潜在意識に芽生えさせることにつながったりするのですね。
このような感覚はやがて、
自分自身を免疫で攻撃することによって
自分の存在を否定する心の奥底の思いを
身体で表現し始めるようになります。
リウマチに限らず、
免疫システムが自分の身体を攻撃してしまう現象の背景には、
実は、「自分の存在を認めていない」
という自己認識が潜在意識にあり、
その思いが免疫システムを利用して
自分を排除しようとすることで、
セルフイメージを実現させているという
メカニズムがあったのですね。
じゃあ、どうすればいいの?
ここまでの内容で
心理的ストレスの傾向性が、
自分の存在を否定してしまう思いに起因する場合は、
免疫の機能に異常を起こしてしまうことが
わかりました。
では次に、
「それはわかったけど、
じゃあどうすればいいの?」
ということになりますね。
常に他の人を優先し尊重して
自分の本当の気持ちを抑圧しすぎると、
優しさの陰陽バランスを崩してしまう場合があります。
実は、優しさの陰陽バランスが崩れると
自分の居場所はどんどんなくなってしまうのですね。
ということですので、
どうすればいいかの
一番簡単な処方箋としては、
まず、あなたの心の声に
耳を傾けてみましょう。
そして、あなたの本当の思いに
気づくようにしてあげてください。
その時に、
現状での自分の役割はこうだとか
周囲が自分にこういう役割を望んでいるから…
などということは一旦横に置いてください。
世の中や世間一般の常識も
この際気にしないでください。
もし今、そのようなもの全てから
解き放たれた状態だとしたら、
あなたはいったい何がしたいですか?
本当はどういう自分でありたいですか?
宝くじにでも当たったつもりで
自由に考えてみてください。
・ ・ ・
いかがでしょうか?
もしそれがわかったら、
他の人を優先する優しさを
今度はあなた自身に向けてあげてください。
他の人を尊重してあげるのと同じくらい
あなた自身のことも尊重してあげてください。
もちろん、
いきなりは自分が本当にありたい姿に
なることはできませんが、
本当の自分の思いに気づいて、そのような
思いを持つこと自体を許してあげて
思いっきり自分を認めてあげましょう。
そのように、
自分の本当の思いを大切にしていくと
身体は免疫を利用して自分を攻撃する
理由がなくなります。
なぜなら
セルフイメージが変わるからですね。
すると、
気の流れに対する内側からブレーキも
解除され、
あなたの現実にも変化が起こり始めます。
その変化は、
身の周りの出来事に対して感じる
心の軽さで気づくかもしれませんし、
体調がよくなったり痛みが和らぐことで
気づくかもしれません。
または、
あなたの引き寄せる人が変わってくることで気づくかもしれません。
いずれにしても、本当の変化は常に内面から起こります。
そして、内面の変化は必ず外に現れます。
内面が変わるからこそ
「気がついたら、病気を卒業していた…」
ということになるのですね。
ですのでこれからは、
優しさの陰陽バランスをとるように
是非、心がけてみてくださいね。
それは取りも直さず、
あなたが病気をやめて健康を取り戻すためのひとつのきっかけになるはずですよ。
ということで最後にまとめると、
●病気は、
●リウマチを患う方は優しいがゆえに自己犠牲的になりやすく、
●一番簡単な処方箋としては、自分の本当の気持ちに耳を傾け、
ということでした。
以上、今回は前後編にわたり、
東洋医学の視点からみたリウマチの原因と
リウマチを創り出す心(潜在意識)の理由
について解説してみました。
ただ、細かいことを言えば、
実際にはリウマチを患う方の心理的背景や
潜在意識の理由、
その理由をつくった
そもそもの無意識の思考パターンには
人によって違いがあります。
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