プロフィール

病気を治すカウンセリングコーチング
潜在意識を書き換えて、ガン、膠原病、パーキンソン病等の難病を根本から癒すカウンセリングコーチング
のこころの鍼オフィス

 金子 敏昭

■身体と心の陰陽バランスを言葉と心理技術で解消し、日々の葛藤やストレス、体調不良を解決に導く専門家

■東洋医学専門の鍼灸師として、20年以上心と病気の関係を研究してきた経験から、葛藤や体調不良をつくる心の原因を特定し、解消していくサポートが可能

■10年以上の鍼灸師への専門知識の指導経験と、一般の方に対する健康セミナーを多数開催した実績から、クライアントに対する優しく親身なサポートを得意とする

■はり師・きゅう師国家資格所持

こころの鍼プログラムのページにようこそ。

金子 敏昭です。

私はこれまで、東洋医学専門の鍼灸師として20年以上、患者さんの身体的な治療に携わってきた者です。

そんな私が、どうして心の深い問題を解決することで身体を癒す『こころの鍼プログラム』を実践していくに至ったかを少し?お話ししてみようかと思います。

よろしければ、どうぞお付き合いくださいね。

体調不良の原因は肝鬱気滞!? 

あまり一般的には知られていませんが、本来の東洋医学には、様々な病気を分析できる理論体系が存在しています。

そのような東洋医学の理論で様々な体調不良を分析していくと、必ずと言っていいほど出てくる極めて出現率の高い診断名があります。

それは、専門用語にはなりますが「肝鬱気滞(かんうつきたい)」、または「心肝気鬱(しんかんきうつ)」という診断名です。

これはどういう意味かというと、ざっくり言えば精神的なストレスで自律神経系、免疫系、内分泌系等の機能に異常な働きをさせてしまう状態です。

長年、東洋医学的に様々な体調不良を分析してきましたが、現代人が患う体調不良においてこの「肝鬱気滞」や「心肝気鬱」が関与しないで引き起こされるものはほとんどありません。

もうひとつ奥に潜む原因…

あるとき、こんなことがありました。

それは20代のアトピー性皮膚炎の患者さんを治療したときのことでした。その方は、全身がただれて顔に包帯をグルグル巻いて網ネットをした状態で来院されました。

東洋医学的に診ると、根深いストレスの緊張とそれによる身熱、つまり「心肝気鬱」が原因です。

これはひどいなと思いましたが、治療を集中して3ヵ月程した頃、顔や手、胸のただれが随分と引いて包帯を取れるようにまでなり、喜んでもらえました。

しかし喜んだのも束の間、そこからは治ることを拒否するかのように悪化し始め、徐々にまた同じ状態に戻り始めました…

治療の腕がないといわれれば返す言葉はありませんが、この時に「やはり根深いストレスをそのままにして病気を治しきることは難しいな…」と実感したのも事実です。

今では、身体のみのアプローチで病気が治りきらなかった理由がはっきりとわかりますが、その時は心の問題を意識しながらも身体の治療を優先して、それをどこかに置きっぱなしにしていたわけです。

また、こんなこともありました。

40代の足が痛くて長距離は歩けないという方で、病院では踵骨棘という診断をされていました。足のかかとの骨が変形して棘状になっているのが原因というものですね。

例によって東洋医学的に診断すると、いくつか原因が重なっていましたが、やはり精神的ストレスによる「肝鬱気滞」もありました。

治療をしていくとすぐに改善し始めましたが、しばらくするとまた逆戻りしてしまいます。

こういうパターンは怪しいなと思って、よくよく丁寧に話を聞いていくと、精神的なストレスを強いられる所にいやいや行かなければならない状況にあるということがわかりました。

もしかしてそれが原因ではないかと思い、なんとかその状況を解消すると、みるみる足の痛みが解消していくということがありました。

そうなると、かかとの骨の変形があろうがなかろうが関係ないわけですね。

さらには、

パーキンソン病で、身体を起こしているのがつらくて座位を保持することも困難な方が、

過去の失敗や挫折した二つ三つの体験に対する解釈を、話しをしていく中で肯定的な解釈に入れ換えたとたん、顔に表情が出てスムーズに身体を起こし、すっと立ち上がって私の肩を嬉しそうにマッサージしてくれるということもありました。

驚きましたが、こうなると身体の治療はもうおまけのようなものです。

身体だけを診ていては…

そのような経験を繰り返すうちに、心のどこかで気になっていた、これまで置きっぱなしにしてきた大切な課題に真正面から取り組んでみようと思うに至ったわけです。

しかしながら、洋の東西を問わずおおよそ医学というものは、基本的には身体を診ていくものです。

東洋医学には、心が体調不良をつくるメカニズムが理論として体系化されていますが、それだけでは心の深い問題を解決する理論としては貧弱であり、心にアプローチする具体的な手法や方法論もありません。

そこで、いつまでも東洋医学の範疇に納まっていては、心の深い問題を解決するアプローチができないと思い、日々の治療で心と身体の関係を研究しつつ、NLP(神経言語プログラミング)やLABプロファイル、コーチング等の心理手法、様々な心理技術のメソッドの学びを深めていきました。

心にアプローチするから

「こころの鍼」!?

そのような経緯を経て、東洋医学理論をベースにした心理サポートプログラムである『こころの鍼プログラム』を実践するようになったわけです。

私はこれまで、鍼という道具が体調不良を解消する唯一の手法だと信じて、身体に対する治療をしてきました。

しかし今では、これまで学んできた学術や体験から、体調不良の原因には心の奥底に潜む心理的原因があると確信しています。

こころの鍼のセッションでは道具としての鍼は使いませんが、心の奥底に潜む体調不良の原因を洗い出し、ピンポイントでアプローチをかけて変化をつけていくという手法は、鍼で身体の異常を改善してくこととよく似ています。

そこで単純ではありますが、心に潜む原因を解消する手法に対して『こころの鍼』という名称を思いついたわけですね。

というわけで現在は、こころの鍼のセッションで、無意識の思考パターンに変化をつけていくことを主体にして、補助的に伝統鍼灸で身体の陰陽バランスを整える治療を行っています。

そのような心身両面のサポートから、ご自身身の本当に大切にしている想いに気づいていただき、健康を取り戻しながら人生の目標達成をサポートしていくというプログラムの提供を行っています。

ということで、少しといいながらかなり長くなってしまいましたが、以上、自己紹介をさせていただきました。

どうぞよろしくお願いいたします。

そして、最後までお付き合いいただきどうもありがとうございました。

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